児童虐待防止

更新日:2024年04月01日

児童虐待や犯罪被害などから子どもを守るには、警察や教育委員会、学校による取組みを推進することはもとより、子どもを取り巻く地域ぐるみで見守る意識が重要となります。

児童虐待

児童虐待は、子どもの心と体にかかわる深刻な問題です。虐待を受けた子どもの多くは、身体の発育や知的発達の阻害、情緒面での障害や行動面の問題が生じます。

子どもは親の所有物ではありません。保護者が「しつけ」という理由で行っている行為であっても、子どもに著しい苦痛を与えたり、子どもの成長に悪影響を与える場合は、「虐待」にあたります。「しつけ」か「虐待」かの判断は、子どもの視点・立場で考えます。

子どもへの虐待には大きく分けて4つのタイプがあります

身体的虐待

なぐる、ける、戸外にしめ出すなど暴力を加えること。

性的虐待

子どもへの性的行為の要求、ポルノグラフィーの被写体などに強要するなど。

ネグレクト(育児放棄・怠慢)

家や車の中に置き去りにする、適切な食事を与えない、極端に不潔なままにする(環境・衣服)、同居人からの子どもへの暴行を放置するなど。

心理的虐待

言葉による脅かし、無視、兄弟と差別的な扱いをする、子どもの前で配偶者に対して暴力をふるうなど。

児童虐待に気づくためのポイントは・・・?

虐待を早く発見するためには、子どもに関わる一人ひとりが、ちょっとしたサインを見逃さないことが大切です。

親が不自然

  • 子どものけがに対する親の説明が不自然
  • 人との関わりを避ける
  • 子どもに会わせようとしない
  • 引越しが不自然に多い

子が不自然

  • 発育がよくない
  • 落ち着きがない
  • 乱暴である
  • 節度なくベタベタ甘える
  • 表情である

親子関係が不自然

  • 親の子どもを見る目が冷たい
  • お互い視線を合わせない
  • 子どもへの言葉かけが乱暴
  • 親の前で子どもが極端に緊張している

虐待かな?と思ったらすぐに連絡してください

連絡した人が誰か特定されないように秘密は守られます。

子どもの生命に危険があると考えられる時は、すぐに110番、119番へ通報してください。

児童相談所

児童相談所虐待対応ダイヤル<24時間対応> 189 「いち・はや・く」(通話料無料)

王寺町役場

こども家庭センター(保健センター内):33−5000

奈良県高田こども家庭相談センター

電話番号:0745-22-6079

この記事に関するお問い合わせ先

〒636-0003

奈良県北葛城郡王寺町久度2丁目2-1-501 保健センター内

電話番号:33-5000  ファックス:33-5001