手足口病にご注意ください
手足口病とは
手足口病は、いくつかの種類のウイルス(例えば、コクサッキーウイルスA6やエンテロウイルス71など)が原因で起こる病気です。
感染経路
ウイルスは、主に次の3つの方法で人にうつります。
- せきやくしゃみから(飛沫感染): せきやくしゃみで飛び散るしぶきを吸い込むことで感染します。
- 2.手で触って(接触感染): ウイルスがついた手で目や鼻、口などを触ってしまうこ とで感染します。
- 3.うんちから(糞口感染): うんちやおしっこと一緒に外に出たウイルスが、口から入ってしまうことで感染します。(特に、おむつ交換の後などに注意が必要です)
特に注意が必要な場所
保育園や幼稚園など、小さなお子さんがたくさん集まる場所では、特に注意が必要です。お子さんたちは近い距離で過ごすことが多く、また、まだ手洗いが苦手なため、ウイルスが広がりやすい環境です。
*小さなお子さんは、初めて手足口病にかかることがほとんどなので、ウイルスに対する抵抗力がなく、感染すると多くの場合は病気になってしまいます。
主な症状
潜伏期間は、ウイルスに感染してから症状が出るまでの期間は、3日から5日くらいです。
お口の中、手のひら、足の裏や足の甲などに、2~3ミリの水ぶくれのようなブツブツ(発疹)がいくつもできます。
熱が出ることもありますが、3人に1人くらいで、ほとんどは38℃以下で、高熱が続くことはあまりありません。
ほとんどのお子さんは、3日から7日くらいで自然に治ることが多い、比較的軽い病気です。
*まれにおきる重い症状について・・・
ごくまれに髄膜炎(ずいまくえん)や脳炎(のうえん)といった、脳や神経に影響が出る重い病気になったり、心臓や肺、筋肉が動かなくなるなどの、さらに重い合併症(※)を起こしたりすることもあります。
※合併症(もともとの病気以外に、別の病気を一緒に引き起こすこと)について・・・
特に、エンテロウイルス71(EV71)という特定のウイルスが原因の場合は、脳や神経に影響が出やすいと言われています。
また、典型的なブツブツの症状が目立たなくても、急に重症化することもありますので、お子さんの様子には十分注意が必要です。
爪が剥がれることもあるか?
最近では、手足口病の症状が治まった後、1か月くらいの間に、手足の爪が一時的に剥がれてしまうケースも報告されています。でも、これは自然に治りますのでご安心ください。
もし手足口病にかかってしまったら、お子さんの様子をよく見てあげて、何か変わったことがないか、特に重い症状に繋がらないか注意してあげることが大切です。
予防と対策
手足口病には、予防接種(ワクチン)や特別な予防薬はありません。
一番大切なのは、ウイルスが手から手へと広がるのを防ぐための「手洗い」と、うんちやおしっこを適切に処理することです。
特に保育園など、お子さんが集まる場所では、先生もお子さんも、みんなでしっかりと手洗いをすることが、ウイルスを広げないためにとても大切です。
おむつを替える時は、うんちやおしっこの処理をきちんと行った後、石鹸と流水で十分に手を洗いましょう。タオルをみんなで使うのはやめましょう。
*手足口病は、症状が治った後も、しばらくの間、うんちの中にウイルスが出続けることがあります。
また、感染していても症状が出ないまま、ウイルスをまき散らしてしまう人もいると考えられています。
このため、病気になった人だけを長い間休ませるだけでは、ウイルスを完全に防ぐことはできません。
なので、普段から「しっかり手洗いをする」ことが、一番効果的な予防策です。
参考
この記事に関するお問い合わせ先
保健センター
〒636-0003
奈良県北葛城郡王寺町久度2-2-1-501 リーベル王寺東館5階
電話番号:0745-33-5000 ファックス:0745-33-5001



更新日:2026年08月25日