インフルエンザが流行しています

更新日:2025年11月25日

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスを病原体とする感染症です。一般的な風邪に比べると重症化しやすく、日本国内では毎年12月~3月に流行することが多いです。

感染経路

主な感染経路は、飛沫感染と接触感染です。

  • 飛沫感染:感染者・患者の咳やくしゃみにより、菌が放出され、それを吸い込んで感染します。
  • 接触感染:菌に汚染されたモノ(飛沫が飛んで付着したモノや菌がついた手で触れたモノ)を触った手で、目、口、鼻の粘膜に触れることにより感染します。

症状

潜伏期間は1~3日程度です。38度以上の発熱、頭痛、悪寒、関節痛や筋肉痛などの全身症状が突然あらわれるのが特徴です。これに加えて、鼻水、咳、のどの痛みといった一般的な風邪症状も見られます。
また、これらに比べると頻度は少ないですが、吐き気や腹痛、下痢などの消化器症状が出ることもあります。小児では急性脳症を起こすことがあることや、高齢者や基礎疾患のある方は基礎疾患の悪化や細菌感染症の合併により重症化することが知られています。乳幼児や高齢者、基礎疾患(呼吸器疾患、慢性心疾患など)をお持ちの方は特に注意が必要です。

予防と対策

マスク着用、手洗いなどの基本的な感染症対策を心がけましょう。
咳やくしゃみをする時には口と鼻をハンカチでおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。また、十分な睡眠やバランスの良い食生活など、健康的な生活を心がけるとともに、インフルエンザワクチンの接種もご検討ください。
そして、周囲への感染拡大防止のためにも、発熱や咳等の症状がある場合は、登園・登校・出勤など外出を控えるようにしましょう。

参考

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