百日咳にご注意ください
百日咳とは
百日咳菌の感染によって、激しいせきを特徴とする急性の気道感染症です。
特徴のあるひどい咳が続き、治るまでに数ヶ月かかることもあるため、百日咳と呼ばれるようになりました。
感染経路
鼻咽頭や気道からの分泌物による飛沫感染や、感染者と接触したりすることによる接触感染とされています。
飛沫感染:感染者・患者の咳やクシャミにより、菌が放出され、それを吸い込んで感染します。
接触感染:菌に汚染されたモノ(飛まつが飛んで付着したモノや菌がついた手で触れたモノ)を触った手で、目、口、鼻の粘膜に触れることにより感染します。
主な症状
経過は3期に分けられ、全経過で約2~3カ月で回復するとされています。
- カタル期(約2週間持続)
かぜ症状で始まり、次第に咳の回数が増えて程度も激しくなります。 - 痙咳期 (約2~3週間持続)
発作性、けいれん性の咳が出るようになります。合併症として肺炎や脳症などもあり、乳児では注意が必要です。 - 回復期
激しい発作は次第に減衰し、やがて回復に向かいます。回復まで、全経過で約2~3か月かかります。
また、特に乳児は、肺炎、中耳炎、脳炎などの合併症を起こすこともあります。 思春期以降の人は、上記のような典型的な症状がなく、「咳が長引く」だけのことがあります。 1週間以上咳が続く時は、百日咳にかかっている可能性も考慮し、主治医に相談しましょう。
予防と対策
百日せきの予防には、生後2か月から定期接種として接種可能な5種混合ワクチン(DPT-IPVHib)等の接種が有効です。百日咳ワクチンを含む接種は、わが国を含めて世界各国で実施されており、その普及とともに各国で百日咳の発生数は激減しています。ただし、ワクチン接種を行っていない人や接種後年数が経過した人等での発病も見られます。マスク着用、手洗いなどの基本的な感染症対策を心がけましょう。また、せきやくしゃみをする時には口と鼻をハンカチでおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。
参考
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2025年08月27日