スズメバチにご注意ください

更新日:2022年08月09日

夏から秋にかけて、スズメバチは新しい巣作りや子育てのため、活動が活発になります。特に巣に近づくものに過敏に反応するので、野外での活動時には注意が必要になります。

スズメバチの習性

スズメバチは横への動きに反応しやすいので、ハチを手で払ったり、急に向きを変える動きは危険です。また黒いものへ激しく反応し、攻撃しやすいようです。
通常、スズメバチは刺激を与えなければ、攻撃することはまれです。ハチを見かけた場合、近くに巣がある可能性もあります。あわてず、静かにその場を離れましょう。

刺されないための予防策

  • 白っぽい服装を心がける
    ハチは黒いものを攻撃する習性があります
  • 強い香りのものは身につけない
    ハチは匂いに強く反応する習性があります
  • 見つけても、はげしい動きをしない、あわてない
    ハチは急激な動きに反応する習性があります
スズメバチ1
▲スズメバチの巣
(5月頃 作り始め)

刺された時の対処

可能な限りの応急処置を行い、すぐに近くの医療機関で受診してください。


<応急処置>

  1. 患部とそのまわりをきれいな水で洗う。
  2. 患部を強くつまんだりして、毒を絞り出し洗い流す。
    (口での吸引は危険なので避ける。)
  3. 患部を氷などで冷やす。
  4. 出来るだけ早く医療機関へ行くか、119番へ通報する。

巣の特徴

<営巣場所>
生垣や植栽の間、軒下、天井裏などに多くみられ、土手や木の洞、草むらなどにもあります。

<使用期間>
5~6月頃から作られ、晩秋に女王蜂が冬眠するまでの半年間、巣を利用します。巣は毎年作り直すため、翌年同じ巣を使用することはありません。

<巣の形状>
種類によって多少違いはありますが、マーブル模様で、下側に出入り口があるものが典型的です。

スズメバチ2
▲スズメバチの巣
(10月頃)

町ではハチの駆除は行っていません。巣の駆除については、土地や建物の所有者または管理者が行うことが原則です。建物や敷地内に巣を発見した場合は、すみやかに駆除を行ってください。

なお、スズメバチの巣の駆除に関しては、助成制度の対象です。駆除業者の案内等も行っていますので、担当窓口へご相談ください。

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住民課

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