特定外来生物のクビアカツヤカミキリにご注意ください!

更新日:2022年08月03日

平成29年に奈良県内で初めてクビアカツヤカミキリの成虫が確認され、王寺町においても成虫が確認されました。

クビアカツヤカミキリは、サクラ、ウメ、モモなどのバラ科の樹木に寄生し、枯死させる危険性がある特定外来生物です。

4月頃から幼虫の活動が活発になり、「フラス」とよばれる木くずと糞の混合物を排出しながら木を食害していきます。

人間に直接危害を及ぼすものではありませんが、衰弱木や枯死木の落枝・倒木により事故が発生する恐れがあります。

被害を拡大させないために、成虫、フラスを見かけたら駆除と情報提供をお願いします。

詳細については、奈良県ホームページ(下記URL)をご覧ください。

クビアカツヤカミキリとは

クビアカツヤカミキリは特定外来生物に指定され、飼育、保管、運搬、輸入、野外への放出等が原則禁止されています。

幼虫は4月から10月頃に樹木内部を摂食し、大量のミンチ状のフラスを排出しながら2年から3年を過ごし、5月から8月頃に成虫となって樹木の外に現れます。

成虫は、体長約2.5から4センチメートルで全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)の赤色が特徴です。

成虫

成虫

フラス

フラス

クビアカツヤカミキリを見つけたときは

成虫を見つけたときは直ちにその場で捕殺してください。可能であれば写真を撮って下記お問い合わせ先までご連絡ください。

サクラなどの樹木の下に大量のフラスやミンチ状のフラス、脱出孔を見つけたときは写真を撮って下記お問い合わせ先までご連絡ください。

この記事に関するお問い合わせ先

住民課

〒636-8511
奈良県北葛城郡王寺町王寺2-1-23 王寺町役場1階
電話番号:0745-73-2001(代表) ファックス:0745-73-6311