舟戸神社

更新日:2017年02月28日

 舟戸の氏神で、明治24年(1891)「明細帳」には久那斗神と天児屋根命を祀ると記録されています。久那斗神は岐(ふなと/ちまた)神とも呼ばれ、道路や旅人などを守る道祖神と同様の神です。舟戸にこうした神が祀られていることは、ここに当麻街道が通っていることとは無関係でないでしょう。拝殿には江戸時代から明治時代にかけて奉納された絵馬が数多く掲げられており、境内には嘉永元年(1848)に絹屋佐太良が奉納した手水鉢と同3年(1850)に木綿屋佐兵衛が奉納した石灯籠が残されています。

(写真)舟戸神社

舟戸神社

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