建設業退職金共済制度
建設業退職金共済制度(建退共制度)とは
中小企業退職金共済法にもとづき、建設現場労働者の福祉の増進と、建設業を営む中小企業の振興を目的として設立された退職金制度です。
この制度は、事業主が、労働者の働いた日数に応じて掛金となる共済証紙を共済手帳に貼り、その労働者が建設業界で働くことをやめたときに建退共から退職金を支払うという、いわば業界全体での退職金制度です。
加入できる事業主
建設業を営む人
対象となる労働者
建設業の現場で働く人
掛金
日額310円
特長
イ)国の制度なので、安全・確実・申込手続きは簡単です。
ロ)経営事項審査で加点評価の対象となります。
ハ)掛金の一部を国が助成します。
ニ)掛金は事業主負担となりますが、法人は損金、個人では必要経費として扱われ、税法上全額非課税となります。
ホ)事業主が変わっても退職金は企業間を通算して計算されます。
特例措置があります
地震等により、災害救助法が適用された人に対し、各種手続きの特例措置を実施しています。
建退共から事業主の皆さんへのお願い
イ)共済証紙は、労働者の就労日数に応じて適正に貼付してください。
ロ)「建設業退職金共済手帳」を所持している労働者が、建設業界を引退するときは、忘れずに退職金を請求するよう指導してください。
制度の詳細は「建退共」ホームページへ
制度の説明動画や、Q&Aなど、建退共制度の情報が記載されています。
更新日:2020年07月16日