雪丸に経費をかける理由は何ですか?

更新日:2017年02月28日

「雪丸」は古くから達磨寺に伝わる聖徳太子の愛犬であり、由緒あるキャラクターとして、王寺町商工会が平成23年2月にキャラクターデザインを一般公募し、現在の「雪丸」イラストが生まれました。

王寺にもすばらしい歴史や文化資源がたくさんあるということを住民の皆様に知っていただき、特に子ども達の郷土愛を高め、聖徳太子ゆかりの地として、自分たちの住む町に愛着と誇りを持って欲しいとの願いから、「雪丸」を平成25年6月に「王寺町公式マスコット」に認定、同年8月にはゆるキャラ「雪丸」がデビューし、「王寺町観光広報大使」に任命いたしました。

また、「雪丸」の認知度向上を通して、広く王寺町と達磨寺を知っていただくとともに、聖徳太子ゆかりの世界文化遺産の法隆寺や信貴山の朝護孫子寺までは、ともに王寺駅から約3キロメートルのところにあり、「公共交通の利便性」(JRで大阪市内から約20分、関西国際空港から約60分) を活かして、観光地へのアクセスが良い王寺周辺の、交流人口を増やし、観光振興を通じた地域経済の活性化を図ることも大きな目的です。 ゆるキャラ誕生以後、町内外において、各種行事・イベントに参加し、子どもたちから高齢者まで幅広い世代に親しまれ、支持いただきました。

また、童話「聖徳太子の愛犬雪丸のものがたり」を発刊し、地域の歴史を学ぶ補助教材として中学校で活用されているほか、多くの皆様にご覧いただくことで、王寺町を知っていただけるように、県内の自治体、図書館にも配布しました。 「聖徳太子の愛犬 雪丸」の全国での認知度向上、そして王寺町を多くの皆様に知っていただく手段として応募した平成26年11月の「ゆるキャラグランプリ2014」では、401,189票を獲得、全国1,699体中11位の好成績を収めました。これは、住民の皆様をはじめ、企業、学生の方々など多くの方々の力強い応援の賜物であります。

このように町内外での活躍、報道各社や雑誌社への働きかけなどの様々な広報活動、イベント「王寺ミルキーウエイ(天の川)」の開催をはじめとする賑わい創出に向けたさまざまな取り組みは、ゆる キャラを活用した地域づくりとして注目をあびているところです。

ちなみに、これまでの取り組みの費用対効果は、まず費用は、平成25年度、平成26年度の2ヶ年で、雪丸ロードや雪丸ミニプラザの整備、雪丸の着ぐるみ、フィギア、童話、看板の製作などで約2,900万円。

一方、経済効果としては、一般財団法人南都経済研究所によれば、約5,000万円(平成26年12月時点)の経済波及効果額が試算されています。また、2ケ年にわたる王寺町、雪丸のPR活動、報道各社へのアプローチにより、広告効果の高い、メディア、報道各社からの出演、取材依頼が増加し、これによる広告効果は、平成25年度、平成26年度の2ヶ年で、約1,700万円、今年4月から5月にかけての全国ネットや関西圏での放映、新聞もあわせ短期間で約1,700万円と試算されています。

さらに、以上の経済効果に加えて、王寺町在住者や出身者等の王寺町に対する愛着をより一層深める、いわゆる「インナー効果」が最も重要であるとされています。

雪丸像が祀られている達磨寺、法隆寺、信貴山朝護孫子寺など聖徳太子ゆかりの寺との広域的な連携はもちろんのこと、古く遣隋使も利用した大和川、葛下川などの水辺空間の景観整備や、奈良県側は、世界文化遺産の東大寺、興福寺、法隆寺や大和三山、大阪府側は、あべのハルカス、明石海峡大橋まで360度の眺望が楽しめる明神山の景観整備など、水と緑と花の空間整備を進めています。 このように、歴史、文化や自然の地域資源を磨き上げ、まちの魅力創造に取り組むことにより、観光客の増加だけでなく、散策やジョギングなど住民の皆様の健康増進にもつなげていきたいと考えています。

来年の伊勢志摩サミット、5年後の東京オリンピック、さらに30年後のリニア中央新幹線の開業など、観光振興による地域の活性化は地方創生への一番の処方箋になるはずです。 このことから、これからも「雪丸」を活用し、ハード、ソフトの施策を展開し、地方創生につなげてまいりますので皆様のご理解とご協力をお願いします。

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